2013年06月18日

危機感の無さの原因

しゃべり場第2回です! よろしくお願いします.


今回の話に入る前に…


ご覧になられているかは分かりませんが,前回のしゃべり場で,国の借金が約1200兆円と書いていました.登場したのは一瞬ですが冷静に考えてみてください…


1200兆円ってww


ってなりませんか??ww

何故これほどまでの借金を抱えながら私たち日本人は何の危機感も感じていないのか?
今回はこの視点から論じていきたいと思います.


この理由に関してはさまざまな理由が挙げられると思いますが,私はその1つに信用創造というメカニズムがあると考えています.
そこで信用創造の簡略的なメカニズムについて少し説明させて頂きます.


まず私が銀行へ100万円の預金をするとします.(実際にはありえないですが…)
銀行には法定準備率というものが国から定められており,預金者の預けた何%かを急な引き出しに備えて銀行に蓄えておかなければなりません.
そしてその残りを企業などに貸し出しています.今回は法定準備率10%の場合で考えてみます.


当初の預金 100万 → 法定準備 10万 (法定準備率10%のとき)

      ↓

貸出    90万


という風になるわけです.
例えば,この90万がTKJに貸し出されたとして,TKJがその90万を全く使わず銀行に預けたときどうなるでしょうか??


当初の預金 100万 → 法定準備 10万 (法定準備率10%のとき)

      ↓

貸出    90万  → 法定準備 9万
    
      ↓

貸出    81万


さらにこの81万が,かめちゃんに貸し出されて,TKJと同じ行動をとったら…



当初の預金 100万 → 法定準備 10万 (法定準備率10%のとき)

      ↓

貸出    90万  → 法定準備 9万
    
      ↓

貸出    81万  → 法定準備 8万1000円

      ↓

     etc...


という風に繰り返されていくわけです.実際には100万しかないはずのお金がこの原理を用いると

(100+90+81+…+)万円

無限等比級数の和より 100/(1-0.9)=1000


なんと1000万になってしまうわけです!!
実際には借りたお金をそのまま預ける人はいないんでここまで単純な計算ではないんですがだいたい流れはこんな感じです.


このようにして,私たちは悪い言い方をすると騙されているわけです.


政府は景気が悪くなると先ほどの法定準備率を下げて市場のお金を増やします.(見た目の)
そして景気がよくなりすぎると法定準備率を上げて市場の貨幣を減らします.


そうやって上手いことお金がコントロールされています.


この仕組みは非常に素晴らしいことだと思います.メリットもたくさんあります.
しかし,この仕組みのせいで私たちは今日本の置かれている財政難の状況が理解できていないんではないでしょうか??


もし,日本の預金者全員が全てのお金を一気におろした時,日本はどうなってしまうのでしょうか…


そうならないようにするために,私たちも行政も,今置かれている状況をもっと考えて行動していかなくてはいけないと思います.
自分もこの問題についてもっとしっかりと考えたいです.

第2回しゃべり場はこのへんで終わります.ありがとうございました.


無題.png



posted by FKI at 04:09| Comment(2) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いい勉強になりました。
公務員試験がんばれー(*^_^*)
後少しの辛抱や。
Posted by SGC at 2013年06月18日 19:15
コメントありがとうございます.頑張ります!!
Posted by F at 2013年06月21日 15:03
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